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Press Release
株式会社インキュビット、AI共同研究開発型インキュベーションプログラム「Incubit for Seeds」スタート。12月15日(火)より応募受付開始!
「Incubit for Seeds」は、AIを活用した新たなイノベーション創出と、価値創造の土壌醸成を目的としたAI共同研究開発型 インキュベーションプログラムです。
実現したい未来のビジョンを持ち、その具体化に必要な信念および特定の業界に精通した高い専門的知見を持つ個人、もしくはチームを対象としています。採択者には、プログラム期間中、株式会社インキュビット(以下、インキュビット)より6~18か月程度のAI研究開発支援を行います。AIシステムのプロトタイプ開発およびプロダクトコンセプトの立案を行うことで、事業化に向けた具体的な一歩を踏み出すことが可能となります。
(*1) 実世界産業とは、健康・医療・介護、農業、素材、物流、製造設備など、インターネットを含む仮想空間内で完結せず、物理的実世界(Physical Real World)において何らかの価値を提供する産業を総称する。
本プログラムでは以下の技術分野を支援します。
以下の条件に合う個人もしくはチームが支援対象となります。
本プログラムでは以下のような個人・チームを求めています。
本プログラムの最大の特徴は課題解決のためのアイディアを持った採択者が、事業化を目指すにあたって、AI開発の技術支援を受けられることです。採択者とインキュビットの共同開発研究という形で、AIシステムのプロトタイプ開発までを行います。
1.開発ロードマップの策定(2〜4週間)
採択者の方の持つ専門的知見と技術的実現性をベースに、開発対象のスコープを決定します。
2.AIシステムのプロトタイプ開発(6~18か月)
学習用データを準備し、ロードマップに従いAIシステムのプロトタイプ開発を行います。
3.プロダクトコンセプトの立案(3~4週間)
AIモデルの開発と並行して、実際にAIモデルを組み込んだプロダクトコンセプトの立案を行います。
またプログラム終盤において、共同開発研究の成果を元に、創業を支援することも可能です。創業後の開発チームの内製化やVCの紹介等を通じた資金調達など、幅広い側面から事業化を支援します。
AIの技術革新が圧倒的なスピードで進化している現在、幅広い業界・業種においてAIの利活用促進が期待されています。一方、AI技術に携わる人材不足を背景に、領域特化型の知識・ノウハウを持ち業界課題に精通した人材が、AI開発に必要な技術的サポートをうけることは容易ではありません。また、技術的実現性が不確実な段階において、AI開発や事業化のための初期投資を得ることができず、アイディアから一歩先へと踏み出せないケースも数多く存在し、このような現状が、AI技術の社会実装とイノベーション促進のための課題となっています。
インキュビットは、これまで医療・地質・農業・バイオ・宇宙・製造などの様々な業界をリードする日本の企業や機関と共に、社会的意義の高い業界固有の課題に取り組み、ディープラーニングを用いた画像認識技術に特化した技術開発と、社会実装を行ってきました。
上記の課題解決を目指し、イノベーション創出を促進するため、個人・チームの持つビジョンと信念に、インキュビットが培ってきたAI技術を投資するという形で本プログラムの開始を決定しました。
プログラム名称:Incubit for Seeds
2021年度応募期間:2020年12月15日(火)〜 2021年2月28日(日)
採択者決定予定日:2021年3月31日(水)
プログラム開始:2021年5月頃
公式サイト:https://www.incubit.co.jp/service/for-seeds
募集要項・応募ページ:https://www.incubit.co.jp/service/for-seeds-apply
インキュビット代表 北村尚紀のコメント
「インキュビットでは“Incubate x IT”という社名の通り、創業時から一貫して、テクノロジーを用いた未踏のソリューションの創造に向き合い、これまで大企業や病院、研究所等と共に、未だ解決策のない課題を一緒に解くということに取り組んできました。それぞれのプロジェクトを振り返ると、今はないビジョンを夢み、その実現にコミットするメンバーがその組織の中にいたからこそ、プロジェクトが成功してきたように思います。
今回、Incubit for Seedsを通じ、AIと専門分野を掛け合わせて新たなソリューションを創り出したいというビジョンを持つ人々との出会いを期待しています。
存在すら知らなかった、でも解決したら意義がある。そうした課題解決に信念をもちコミットする人々にスポットライトが当たり、僕らのテクノロジーを活用して共に解決することで、社会に前向きな影響を与えていけたらと考えています。」